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東京メトロ・07系 原形車

外観と概要
もともとは東京メトロ01系に続くシリーズの東京メトロ有楽町線用車両。同じ時期に製造された05系6次車・7次車や東京メトロ06系に似通っている。2006年〜2007年、東京メトロ有楽町線への東京メトロ10000系投入により、03F〜06Fの2次車4編成が東京メトロ和光検車区から深川検車区へ転属。さらに2009年、1次車である01F・02Fの2編成が転属した。転属にあたって必要な改造がなされ、2006年11月8日より東京メトロ東西線で営業運転を開始。老朽化した5000系を置き換えた。1次車が川崎重工業(現川崎車両)、2次車が日本車輌製造の製造で、1992年〜1994年に落成。三鷹駅〜津田沼駅・東葉勝田台駅間で運用される。2018年度〜2021年度に改修工事(B修工事)が施工された。以下は全てB修工事施工前の原形車の内容。前照灯は丸型。行き先表示器はLED。パンタグラフは07-200形・07-400形・07-700形・07-900形の4両に1基づつ、1編成で4基搭載。制御装置はIGBT素子VVVFインバータ制御で、MT比は1編成で4M6T。車体側面には車番表記が切り抜き文字で記され、Mマークのプレートが上部にビス止めされている。

編成表
青字は制御車、赤字は電動車、黒字は付随車。
◇はパンタグラフ。
←三鷹駅方 津田沼駅・東葉勝田台駅方→
B修工事施工状況
07
-000
07
-900
07
-300
07
-700
07
-600
07
-500
07
-400
07
-800
07
-200
07
-100
71F 001 901 301 701 601 501 401 801 201 101 2021年度施工
72F 002 902 302 702 602 502 402 802 202 102 2021年度施工
73F 003 903 303 703 603 503 403 803 203 103 2018年度施工
74F 004 904 304 704 604 504 404 804 204 104 2018年度施工
75F 005 905 305 705 605 505 405 805 205 105 2019年度施工
76F 006 906 306 706 606 506 406 806 206 106 2019年度施工
車内
車内も05系6次車・7次車や東京メトロ06系と似通っている。全体的に温かみのある暖色系でまとめられ、原形車の床はベージュ系。改修工事施工車の床は灰色。両車とも、化粧板は貫通扉とドアを含めて白色。つり革は三角形。座席は変則的な4人掛け-6人掛け-7人掛け-6人掛け-4人掛けの配置であり、窪みがあるバケットタイプ。座席のモケットはピンク系または赤系で、優先席は青色のモケットを使用している。なお、座席端部の肘掛にもモケットが巻かれている。ドア間の座席の中央にはスタンションポールを設置した車両もあり、定員着席を慫慂している。ロールカーテンはフリーストップ式で、水色。6人掛け座席の窓は1枚の下降窓。4人掛け・7人掛けの窓は1枚の固定窓。全てのドアの上部にはLED式案内表示器が設置されている。また、ドアの開閉にあわせて2打音のチャイムが鳴る。07-200形・07-900形の2両には車いすスペースを設置している。
行き先表示

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